硬化炉
電気式硬化炉
【温度分布改善・生産量UP・省エネ】 ヒーター配列の最適化と排熱の有効利用により安定した温度分布を実現した硬化炉です。
【実例紹介】
蓄電池用ガラスチューブの樹脂含侵処理後の硬化炉です。
◆従来、幅方向・長手方向とも温度分布が均一とならず、送り速度で生産調整していました。
◇電気ヒーター配列の見直しと、排熱を利用した熱風を導入することで温度分布が改善され、生産量アップが可能となりました。
~本事例では~
排ガス処理装置にて脱臭された排ガスの熱を
熱交換器により回収し、炉内へ再利用しています。
それにより炉内温度の均一化のみならず省エネにも効果があります。
熱源は電気式・ガス燃焼式・ハイブリッド式いずれも可能ですので
様々なワーク(被加熱物)に応用可能です。
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基本情報
【仕様例】
● 用途:硬化炉
● 処理物:ガラスチューブ
● 送り速度:8~10m/min
● 温度:230~300℃(炉内雰囲気)
● 熱源:シーズヒーター
● ヒーター容量:合計80kW
● 有効寸法:W2040×L8500×H210
● 排ガス処理:直燃式脱臭装置(LPGバーナ)
● 揮発成分を脱臭する排ガス処理装置(自社製)を搭載、その排熱を炉内に導入する事で省エネをはかっています。
用途/実績例
蓄電池用ガラスチューブの樹脂含侵後の硬化炉
その他、様々な製品の硬化・加熱炉として適用可能です。